インタビュー

人生の縮図

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  • 富山県

お名前吉田 勢児
現在(←移住前)の職業フリーランスデザイン業、たこ焼き移動販売(←フリーランスデザイン業)
現在(←移住前)の住まい富山市(←大阪府)
移住を検討し始めた年齢37歳
移住年月2015年

移住のきっかけ

大阪ではデザイン会社に勤務しており、その後独立。その仕事の関係で大阪と富山を2年程行き来していました。富山を訪れるごとに感じた印象は、海の幸が美味しい、四季がはっきりしている、夏は本当に暑いし、冬は本当に寒い。そんな四季折々の富山を「いいなぁ」と思っていた頃、プライベートで妻と出会い、結婚を決めました。最初は妻と一緒に、大阪に住もう、とも考えたのですが、妻の「富山にいたい」という気持ちと、自分自身も既に富山が大好きになっていたので「もう富山だな!」と自然と移住が決まりました。

本場大阪の味を富山でも

富山に来て「たこ焼き屋」を始めたきっかけは、イベントで「本場大阪のたこ焼きを焼いてもらえませんか?」と頼まれたこと。それが想像以上に楽しかった!その後、キッチンカーを購入、道具も一式揃え「移動たこ焼き屋」を始めることにしました。内装やロゴなども全て自分でデザインし、レシピも研究。軌道に乗るまで苦労もありましたが、周りの方の助けもあり、なんとか商売できる形となりました。「富山の皆さまに、本場大阪の味を楽しんでもらいたい!」という一心でここまでたどり着きました。
また、大阪では、たこ焼きの『塩味』や『すっぴん』というメニューがありますが、富山では、このような食べ方はあまり知られていないのではないかと...ぜひ、富山の皆さまに色々なたこ焼きを食べに来てもらいたいです。

『すっぴん』

冨よし商店のこだわり

――こだわりはなんですか?
鉄板です!うちのたこ焼きは、皆さんがイメージされているより小さいと感じると思います。関西でたこ焼きは「おやつ」なんです。ちっちゃいのがいっぱい入ってて欲しいんです。値段もそんなに高くなくて、子供が食べたいと言った時に、親がノーモーションで買える金額、8個で380円!これなんです!一番食べて欲しいのは子供たちなんです!そのために丁寧に何度も生地を濾しています。
――一番のオススメメニューは何ですか?
ここだけの話しですよ。裏メニューの『ポン酢味』です!

こだわりの鉄板

 

あなたにとって富山暮らしとは

“縮図”かな。生きるってことが「ギュッ」と詰まっている。生活すること、家庭があって仕事があること、住む場所があり人が交流し地域で生きていると感じること、自然があること、そんなことが全て「ギュッ」と詰まっている。
都心部では、そういう感覚がどうしても少ない。なんとなくバラバラ感がありました。でも、
富山では、休日となれば海にも山にも行くことが出来、大自然に触れ合うことが出来る、その距離も「ギュッ」としていますね。
今は、海の近くの港町に引越し、1年になりますが、港町の荒々しい感じの富山弁が関西っぽくてちょうどいい。近所の漁師さんにお魚をいただいたり、たこ焼きもお裾分けしたり、お店にもたこ焼きを買いに来てくださいます。地域の行事にもどんどん参加していきたいですね。
富山はアクティビティも豊富。大阪の友人たちにも、富山はめちゃいいところだと言ってます。富山愛むっちゃ強いです!!

これからの目標

富山の皆さんに、もっと「冨よし商店」を知ってもらいたいです。そして、もっと大阪感を感じてもらえるようにしたい。コロナが落ち着いたら、どんどんイベントにも出向きたい。そこでいろんな移動販売屋さんと知り合うことも出来るし、とても楽しいんです。
他にも、登山、スノーボード、釣りなど、やりたいことがたくさんありますね。

移住を考えておられる方へのメッセージ

若い世代の人も来て欲しいですが、僕みたいな中年世代にも来てもらいたいですね。こってりと脂ののった中年の「おっさん層」。若い力も必要やけど、若い世代の力になる「おっさん層」募集してます!都会で得た、いやらしい知識や、まだギラついている体力を富山で発揮してほしいです。若い世代で何とかしようと皆さんがんばってますが、その若い力を育てるためにも、いやらしい大人がもっと増えたらいいなと思います。
夜遊び好きな人は覚悟が必要かもしれませんが、規則正しい生活がしたい人には富山ぐらしをオススメします。
手に職もってるんなら、ビジネスチャンスも多いし、ほんまに富山は仕事がやりやすい。手に職なくても仕事は多いです。
それに子育て環境がほんとにいい。子育てのご家族は富山に来たらいいと思います。
夏と冬と、とりあえず一度来てください!富山に来ればわかります!

街中からドカーンと見れる晴れた日の立山連峰。本当に車で走っててもキレイだなぁ~と思う。あんな景色は、なかなか見れるもんじゃないなぁと。富山の人は見慣れてるかもしれないけど、ものすごい景色だと思う。

『まずは道具から揃えたくなる』という吉田さん。お気に入りの雪かき用の靴と登山靴。 「雪が降るのが待ち遠しいです。雪掻きが楽しくて大好きなんです!」と、笑顔でお話しして下さいました。

このインタビュー記事に関する各窓口のご案内

■インタビュー記事に関するお問合せ先
「くらしたい国、富山」推進本部(富山県 総合政策局 移住・UIJターン促進課)
TEL:076-444-4496
HP:http://www.pref.toyama.jp/cms_sec/1019/

 

■富山くらし・しごと支援センター 富山オフィス
TEL:076-411-9179
HP:http://toyama-teiju.jp/
富山県定住コンシェルジュが、とやま暮らし相談、富山現地案内、移住後の相談を行っております。
また、しごと相談員による求人開拓、企業ニーズに応じた求職情報の提供を行っております。
その他、webサイト・SNSによる移住関連イベント・ツアー情報、ローカル情報の発信を行っています。

 

■富山くらし・しごと支援センター 大阪オフィス
TEL:06-7636-6065
HP:http://toyama-teiju.jp/
移住相談員による富山ぐらしの相談、富山ぐらしの情報や体験ツアーのご案内、
経験豊富なキャリアカウンセラーによる就職相談、職業紹介、富山県内企業の求人情報の提供、
エントリーシートの添削や面接対策をサポートしています。

 

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