新たな視点・発想で本巣市を盛り上げてくれる隊員を募集
本巣市は、日本のほぼ中央、岐阜県の南西部に位置し、県都岐阜市に隣接する人口約3万3千人のまちです。南北に長い本市は、山間部の北部地域と平野部の南部地域に分かれており、樹齢1500年以上を誇る日本三大桜のひとつ「根尾谷淡墨桜」をはじめ、豊かな自然と大型商業施設や住宅地が共存する、自然と都市が調和するまちです。また、甘柿の王様といわれる「富有柿」やいちごの栽培が盛んで、全国でも有数の産地を形成しています。
しかしながら、全国的な少子高齢化の影響は本市にも及んでおり、特に地域おこし協力隊の活動拠点となる根尾地区及び外山(とやま)地区では、人口流出や高齢化に伴う担い手不足が深刻化しています。この影響は、農林業生産活動だけでなく、地域資源の保全や住民生活の維持にも及んでおり、集落機能の弱体化が懸念されます。
そこで、本巣市地域おこし協力隊設置要綱に基づき、本市の地域おこし協力隊として活躍する意思のある人材を地域外から受け入れ、その定住を図るとともに、本市への人の流入を促進し、地域を活性化するため、新たな視点・発想で本巣市を盛り上げてくれる隊員を募集します。
市が地域おこし協力隊に求めること~「自給持続なもとす暮らし」を形に
令和7年4月に、本巣市で初となる高速道路のインターチェンジ「東海環状自動車道本巣IC」が開通しました。また、8月30日には、本巣ICから大野神戸IC間が開通する予定で、本巣市での人の流れが大きく変わろうとしています。さらに、国では、仕事や趣味などを通じて居住地以外の地域に継続的に関わる「関係人口」を増やすため、自治体がこれらの人々を「ふるさと住民」として登録する制度の創設を進めています。
また、本巣市では、「暮らしを自給し、暮らすよろこびが持続するまち」をブランドコンセプトとして掲げています。このコンセプトには、本巣市が考える理想のまちづくりや暮らしを具現化するためのキーワードは「自給」と「持続」。「自給」とは、遠くの誰かに頼らずとも、本巣市にいるみんなの力を持ち寄って課題を解決していく力のこと。みんなが主体的にまちに関わることで、暮らすよろこびが生まれ、そのよろこびを「持続」させていきたいという想いを込めています。
本巣市では、これらを踏まえ、関係人口や交流人口、本巣市のファンを増やす取り組みを実施するとともに、市のブランドコンセプトに共感し、地域おこし協力隊制度を活用して隊員が考える「自給持続なもとす暮らし」を形にしてくれることを求めます。
(関係人口や交流人口、本巣市のファンを増やす取り組みの例)
・SNS等を活用した本巣市の魅力発信
・来訪者を受け入れるための拠点づくり
・自然体験等のツアー造成 等
募集の詳細・申込方法・問合せ先について
地域おこし協力隊の募集の詳細・申込方法・問合せ先については下記のサイトをご覧ください。