自分らしい”丁寧な暮らし”をお考えのみなさんへ
今回の「晴れの国DAKARAセミナー」のテーマは「サウナ」!
コロナ禍を機に、多くの人がその魅力にはまった”サウナ”
セミナーでは、「サウナ」が身近にある暮らしをしているご夫婦と、
地域ぐるみで空き家を活用した「サウナ」を運営している先輩移住者 をお招きしてお話を伺います。
ゲスト
小林弘昌さん(岡山市出身)、浜竹睦子さん(福岡県出身)ご夫婦
2005年に玉野市に移住
岡山市に勤めていた弘昌さんと、香川県に勤めていた睦子さん。
玉野市は、ちょうど二人の職場の間であったことから、市内の賃貸に入居。その後、玉野市の気候や風景、過ごしやすさが気に入り家も建てた。
“サウナ”との出会いは、睦子さんに、コロナ禍の一人遊びとして友人から紹介されたのがきっかけ。それ以来、サウナの魅力にすっかりはまり、「サウナ・スパプロフェッショナル」の資格も取得。
日本全国、時には外国(バルト三国)のサウナに出かけ、訪れた先でのサウナ体験をSNSで紹介。2024年にはそれらの記事をまとめた、著書「偏愛サウナめぐり」(誠文堂新光社)も出版した。
弘昌さんは、睦子さんの影響でサウナ好きに。まちづくりに携わる団体の代表を務めており、岡山市と玉野市の地域活性化や魅力発信を中心に活動。前職の経験を生かし、サウナイベントなどのいろいろな賑わい創出の企画をまちぐるみで開催している。
田舎だからこそ味わえる景観があるが、特に瀬戸内海の多島美は格別で、この良さを伝えられるようなサウナイベントを開催したいと語る。
丸山耕佑さん(2016年 東京から美作市に移住)
建築士の資格を持つ丸山さんが移住を考え始めたきっかけは、東日本大震災。
「都会ではなく自然豊かなところで、素材に近いところで建築設計をしたい」と考え、当時美作市で開催していた「山村ワーキングホリデー」に参加した。
そこで出会った先輩移住者のクリエイティブな暮らしぶりに感銘を受けた。美作に何度も足を運び情報交換するなど3年がかりで検討し、地域おこし協力隊としての移住を決めた。
移住先は人口30人ほどの集落。地域ぐるみで何かできないかと考え、空き家となっていた蔵付き古民家を集落の人たちと共に「蔵サウナ」に改修し、地域で運営している。
このスモークサウナ「パブリックハウスアンドサウナ久米屋」は年間数百人の利用者があり、大変好評を博している。丸山さんは、「利用者にとって、サウナだけでなく、この地域の暮らしぶりや地域交流の場になっていけば」とこのサウナの将来像を語る。